「グロービスのレポートの失態を通して、GBの学びの再定義」

グロービスに通い始めて、早1年近くが経とうとしている。

約10科目ぐらいを進行して来た。



今、グロービスへの学びのモチベーションが低下している。

今回、レポート回が2つ重なっている事もあり、自分の中で納得の行く結果が得られなかった。

いや、その前からクラスでの取り組み、課題での取り組みにおいても意欲が低かった。

忙しさを言い訳にし、固定の学費を支払った事で、当初の意欲を完全に忘れていた。

1時間1万円だ!と思い鼻息荒く通っていた僕はどこに行ったのだ。と考えていた。




今回、グロービスのレポートについて考えてみたい。

グロービスのレポートや、レポートへの取り組み方を語るにおいて、

「何を目的としてグロービスで学びたいのか?」に起因してくる。



学長セッションの時に、学長は、

「経営とは複雑怪奇なものである。

 グロービスでは、様々なフレームワークや事例を学ぶ。

 様々フレームワークやモノの見方を通して、複雑怪奇な経営を様々な角度から切り取る事ができるようになり、

 最適な打ち手を選択する事ができるようになる」的な趣旨のことを話していたのが印象的だった。



グロービスでの学びは、複雑怪奇な経営に対して、

フレームワークや定石を用いて、様々な角度から分析を行い、

ベターでありベストな選択を行うことができるように訓練する場なのだ。



経営は、アートであると捉えられる事も多い。

アートとサイエンスの融合であり、クラフトする事であると言われる。

今回の経営戦略の中で、「不合理の理」について、学ぶことがあった。

まさに、アートだと感じる場面だ。

しかし、「不合理の理」を紐解いていくと、

ポジショニングの空白地帯を、新たなロジックで無効化してしまう事であり、

外部が不合理と思っている事に、自社の理を持ち、信じ、実行する事だ。

と、捉える事もできる。




では、ケースメソッド中心のグロービスを通して僕らは何を学ぶのだろうか。

まさに上記の考え方の訓練を行っているのでは無いだろうか。

複雑なケースを、自らが培い知っているフレームワークや定石を通して、

○○という業界の市場環境は○○になっており、○○が業界の常識となっている。

競合では○○という動きもあり、自社は○○を特徴としており、○○という打ち手が最良である。

という具合だ。



上記を踏まえると、グロービスのDAY1回~6回は、完璧に設計されていると感じる。

DAY1~3においては、今まで知らなかった定石やモノの見方をインストールしていく。

DAY4で、上記で学んだ定石やモノの見方を用いて、実際に自分でやってみる。

DAY5~6では、定石やモノの見方を自分の中に染み込ませつつ、

自分の会社や、今後に置き換えた時に、実際に使えるように訓練していく。




では、DAY1~6回において、どのようなスタンスで望むのが良いんだろうか。



DAY1~3においては、今まで知らなかった定石やモノの見方をインストールしていくフェーズだ。

最大限のインストールを行うためには、間違う事が重要だ。

ケースを読み込み、自分が今知っているフレームワークやモノの見方を活用して自分なりの結論を出す。

時に、参考図書なども踏まえながら、新たなフレームワークなども活用し、自分なりの結論を出す。

そしてクラスで最大限に間違い、新たなモノの見方を発見する。

そして反省して、まっさらになった自分の中に、新たなフレームワークやモノの見方をインストールする。

ここで重要になってくるのが、真剣に取り組む事が非常に大切だと感じる。

真剣に取り組むからこそ、間違いを反省する事が出来、自分が持っていなかった新たなモノの見方にハッ!とし

自分がまっさらになる事で、インストールがスムーズに行われるのでは無いだろうか。



DAY4については、レポート回になることが大半だ。

DAY1~3を進めてく中で、経営戦略やオペ戦などそれぞれのテーマ毎の定石やモノの見方を得てきた。

そのモノの見方を活用して、これまでの自分の養ってきた見方も混在させながら、

レポートの問いに対して、自分なりの結論を導き出す。

人は評価される場面になると真剣になるものだ。

レポート回だけ真面目にやって~。では無く、レポート回だからこそ真面目にやる人間の本質に従い、

「レポート回だから真面目に取り組む自分の本質を受け入れて、良い点取りたいから頑張る!」で良いのだ。

これまでDAY1~3を通して身につけて来たものを、必死のレポート回で、しっかりと理解するフェーズだ。



DAY5~6においては、レポートを終え、残り2回となってきた。

このフェーズになると、それぞれのテーマ毎の定石やモノの見方ができるようになっている。

しかし、あくまでケース上での分析であった。

このフェーズに入ってきたら、自分の会社ではどうだろうか?今後しっかりと使えるだろうか?

により着目して学びを行っていく事が良いのでは無いだろうか。



このDAY1~6を通して、定石やモノの見方をインストールし、定着させ。

今後、自分自身でも活用していくことができるように訓練され、成長するのでは無いだろうか。

全ての回を通して、学びを最大化するためには、真剣に取り組む事が最重要であり、

間違った!は最大の学びの源泉になっているでは無いだろうか。

間違った!!は大いに結構。むしろ称賛の拍手を送りたい。

手を抜いた上での読み違いは無意味な間違いだが、

見る角度が違ったり、深さがなかったりは、間違いでは無く、

新たな定石やモノの見方を最大限に知るチャンスなのだ。




経営や事業を捉え判断するときには、

「○○の課題や方向性に対して、Aという見方があり、Bという見方も出来、CやDという意見もある中、

根本的な○○(イシュー)を踏まえると、Bという結論がベストである」

という場面が多く、重要なのでは無いだろうか。

グロービスでの課題に対して、様々な定石やモノの見方を、様々な角度から検証し、

クラスの中での様々な人の意見を踏まえて、根本的なイシューに立ち返り、結論を出す。

という、正に実社会での経営や事業における意思決定の訓練の場である。

更に、間違った事で何も失うことの無い場なのだ。




では、効率よく真っ直ぐに学びを得るためには、どうしたら良いだろうか。

ケースをじっくり読み、分析の手法を決め(フレームワーク等)、その手法をもとにファクトを整理し、

AやBなどの様々な検証を行った上で、根本的なイシューに基づき、自分なりの意見を整理する。

更に、結論の穴や逆説なども踏まえて、具体的なクラフト(動き)をまとめる。

という事になるのでは無いだろうか。

更に、ケースって結局、過去のことを紐解いているだけで、結果論だよね。

という考え方もできる。

しかし、ケースに基づき自分なりに分析し結果を導き出す事が重要であり、

その導き出した結論がどうなっっていくのかを知る事ができる結果論なのだ。

結果論だからこそ学ぶ事ができる部分も大きいのだ。



結論として。

「一生懸命にケースに取り組む事が何より重要なのだ」

という、筋トレ筋肉質的な精神論に帰結する。

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